やがて、皆が集まるホールへ到着!ココは食堂と、休息の為のスペースを兼ねているようだ。大体、20畳くらいか?
「利用者の皆さんは、ココで食事を採ったり、寛いだりしてるんですよ。」
入居者の方は食事の時間という事もあり、大半の方は集まっている。
それと、いそいそと食後のお茶などを用意している、ヘルパーと思われる中年女性が2人ほどいる。
私は、昔からぶっちょうズラだと人から言われてきた。本人はそう思ってないのだが、周りからはそう見られる事が多いのだ。
ヘルパー受講の際、先生からも、笑顔はとても大切!と言われていた事を思い出し、満面の作り笑顔をご披露する。(かなーり無理がある笑顔であったはず・・・)
「皆さーん、おはようございまーす!今日、実習生として皆さんとご一緒させていただきます、○○と申しマース!!今日一日、宜しくお願いしまース
入居者のお年寄りの方々は、一斉に振り返り、「おお、宜しくねー!貴方とってもハンサムねー」・・・・などの返答はあろうハズもない。
パラパラと、2〜3人の方々が、反応してくれて、ペコっと頭をさげてもらうくらい。ハっと思い出す。そうなんだ。ココは認知症対応のグループホームなんだ!おまけにご老人なんだ。耳も遠ければ、目も薄いのだ。
一人一人にご挨拶だ!私は、こまめに一人一人に挨拶を(耳元で)しまくったのだ。引きつった不気味な笑顔を振りまきながら・・・・
すると、どうだろう、皆々言葉を返してくれるのだ。
なんと救われる事か・・・・しかし、職員の人たちは、まるでそこに誰も存在しないかの様に無視。この時、私には、利用者様達が神様に見えたのであった。
一応、他の職員(ヘルパー)にもご挨拶。「あーっそ」見たいな感じで、時間にして、わずか3秒くらいですんだ。
利用者の皆さんは、食後のお茶を楽しんだり、テレビを見たり、ゆっくりと時間が流れている。そこへ新顔の、鬼軍曹のようなおばちゃん(多分職員)
が突然現れ、「さぁ!体操の時間だよー!!みんな、並ぼうネー!! ホレ、△さん、ちゃんと立ってよ!」
このフロアの職員も利用者さんも、一緒に輪になった。勿論私も命ぜられるままにその輪の中へ。
やがて、あの独特のトーンの「ラジオ体操ぉ第一、よぉーい」が大音量で流れはじめる。皆の手が一斉に深呼吸のモードに入った。
今日はここまで!
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